水指
高価買取

水指のご売却について

水指は、不足した釜の水の補給や、茶碗や茶筅などを清めるために水を入れておく茶道具で、「水器」や「水壷」と呼ばれることもあります。
水を貯めておくという意味では脇役の道具ではあるものの、茶席の趣も左右するなくてはならない存在です。
現代では唐銅や、陶磁器、塗物、木地のほかに、涼しげなガラス製の水指など、素材もデザインも様々な水指が作られています。
伝来物から作家作品まで、多種多様な水指のご売却は、経験豊富な鑑定士がいる古美術はじめ堂へご相談ください。

水指の種類

水指も他のお茶道具と同じように、季節や茶席によって素材や形状を使い分けています。
一般的に円筒形をしている水指ですが、夏には大振りで口の広い平水指、肌寒い時期には細長い細水指などが用いられることもあります。
暑い時期に使われる平水指には水をなみなみと注ぎ、水面で涼やかさを演出します。涼しげな印象を与えるガラス製の水指は平水指であることが多いです。
反対に肌寒くなり風炉から炉へと変わる時期には、風炉の配置が変わり水指を置くスペースが狭くなるため、細水指が好まれ使われます。
細水指は素材も温かみのある陶器製が多く、冷たい印象の水が見えないよう口も狭く作られています。
また、点前の始まりと終わりに運び出す「運び」の水指と、点前の始まる前にあらかじめ茶席に据えておく「置き」の水指でも、それぞれ素材や形にルールがあります。

水指の査定ポイント

水指は作者や状態、宗匠の書付の有無、伝来品であれば制作年代や由来などで基本的な買取価格が決まります。
また、陶磁器製の水指に多いのですが、著名な塗師の「替蓋」が付属している場合はプラス査定となります。
水指で特に気を付けていただきたいのが口や蓋のヒビやカケです。
使用する上でどうしてもキズがつきやすい部分ではありますが、店頭にお持込される際には、蓋と本体の間にティッシュや布などを挟んでいただくだけでも破損を防ぐことができますので、お手数ですがご確認ください。
水指は作家作品はもちろん、伝来品を水指に見立てていることも多いです。無銘の水指の中に古い中国青磁が混ざっている、なんていうこともありますので、作家のサインがないからと処分してしまわずに、ぜひ一度ご相談ください。

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茶道具の買取なら古美術はじめ堂へ

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